
管理人の「おかのうえ@住宅営業」と申します。
※管理人のプロフィールは、こちらから!
「ハウスメーカー・工務店・設計事務所」
って世の中にたくさんあるし、
違いがわからない・・・
・「マイホーム」は欲しいけど何からすればいいかわからない・・・
・検討中だけどよくわからなくなってきた・・・
「家づくりの流れ」は、理解できたけど・・・
※「失敗・後悔しない注文住宅検討の流れ」に関しては、こちらをご覧ください!
「ハウスメーカー・工務店・設計事務所」
ってたくさんありすぎて・・・
どこでどうやって建てればいいか、
わからないという方が多いと思います。
実際は、みんなどこで建築するの?
という疑問に「依頼先比較」を用いて解説します!
「依頼先」を理解すれば、
「どこで建築すればいいか」などの
「自分の考え方」がまとまる!
① 注文住宅の依頼先一覧
世の中には、
無数の「建築会社」が存在しています。
それらを大きく分けると
以下の3つに分類することが出来ます。
1 ハウスメーカー
2 工務店・地域ビルダー
3 設計事務所
※工務店とビルダーの違いは、主に「施工能力や対象地域の差」とされています。
この分類を理解することは、
理想の「注文住宅」を
実現するためになくてはならない知識です。
しかし、
営業マンはたいてい教えてくれません・・・
なぜなら
「自社の商品が一番だと思い込み、
自社の商品を購入して欲しいから」です・・・
自分が営業マンだったら
わざわざ違う畑を紹介して、
競合会社を増やしたりしませんよね?
※ここは営業マンのレベルを確認する一つの策とも言えます。
② 特徴まとめ
1:ハウスメーカー

テレビやCMや新聞・ラジオ・広告・住宅展示場で一番多く目にするのは
「ハウスメーカー」であり、
一番なじみ深いのではないでしょうか。
「家を建てるならハウスメーカー」
という方も少なくはないと思います。
そもそも「ハウスメーカー」は、
戦後の「住宅不足問題」を解決するために生まれました。
当時は、
建築現場で木材をカットし材料を作り
現場で組み立てを行っていたため
「施工能力」にも限界がありました。
そこで工場で部材を
大量生産する「プレハブ住宅」が誕生!
施工工数を見直すことで
住宅産業の「工業化」を果たし、
住宅の「安定供給」を担う役割として活躍しました。
現在では、
「ハウスメーカー」は、
日本全国に拠点・住宅展示場・モデルルームを置き、
年間販売棟数は「数千棟~1万棟」にのぼります。
また会社の思いにより
「木造、鉄骨、鉄筋コンクリート」等の商品を所有し、
自社研究所にて「時代の対応」を目的に開発・性能向上に努めています。
※「ハウスメーカーの市場シェア」に関しては、こちらをご覧ください!
<こんな人におすすめ>
・「トータルサポート」:長期保証・アフターメンテナンスの充実している。
・「保証と性能と品質」:日々の開発・研究により時代に対応した商品の安定供給している。
・「ブランド力」のある安定経営:長期的に会社が潰れない。
【注意点!】
・「コスト面」の融通が利きにくい。
・間取りの「自由度」がそこまで高くない。
2:工務店・地域ビルダー

「地域密着・エリア限定」で
経営をしている「工務店・地域ビルダー」。
昔ながらで地元で有名な「工務店」や
大きな土地を仕入れて建築する「ビルダー」も
町を歩いていると耳にするのではないでしょうか。
<こんな人におすすめ>
・「コスト」の安さ:経営コストを抑え経営している。
・「オーダーメイド」:間取・外観・内装にこだわることが出来る。
・「地域密着,エリア限定」:地域のことに詳しく信頼することが出来る。
・月々の支払を抑えたい:賃貸家賃と同額程度でも計画可能。
【注意点!】
・「住性能,品質,快適環境」が心配。
・「アフターメンテナンス,保証」が不安。
・建築以外のことは「消極的」なところが多い。
実は私の実家は、
「工務店」の建てた「建売住宅」です。
築10年目を迎え、
「外壁の汚れや設備不良」が目立ってきました・・・
しかし、相談できる工務店さんはもうありません・・・
3,4年前に倒産してしまい、
相談をするときはインターネットで
業者さんを調べて手配しています・・・
3:設計事務所

テレビ等で有名建築家が手掛けた家を
紹介する番組を見たことがある人も少なくはないのでは?
「こだわりの強い人向き」
「奇抜なデザインが多そう」
「すごい高いんじゃない?」
と思われる方も多いと思います。
設計事務所は、
ハウスメーカーと「真逆の家づくり」を目指しると表現できます。
「卓越したデザインと表現力」が魅力です。
あくまで「商品」という概念を持たず
施主の「思い・要望」を形に変える
「真のオーダーメイド住宅」です。
「大開口で明るいリビングが欲しい」
「高級感のあるキッチンを演出したい」
といった「自由な要望」を叶えることが可能です。
大会社ではないからこそそ融通が利き、細かい要望にも応えてくれます。
一方で、
家づくりに「こだわり」が大きく、
施主の要望と噛み合わなく
上手くいかないといったケースもあります。
設計事務所に依頼をする際は、
「ハウスメーカー」以上に
「こだわりや思い」をしっかり確認する必要があります。
<こんな人におすすめ>
・「完全オーダーメイド」を希望:要望対応力や敷地対応力が抜群です。
・他にない「デザイン力」:商品にとらわれないデザインが可能です。
・コストも「比較的リーズナブル」:設計費はかかります。
【注意点!】
・「住性能,品質,快適環境」が心配。
・「アフターメンテナンス,保証」が不安。
・「こだわりとこだわり」が対立することもあります。
洋服と同じで「おしゃれは我慢」というところがあります・・・
③ あなたはどのタイプ?

やはりどの「依頼先」が
一番ということを決めることは出来ません。
依頼先によって
「メリット・デメリット・特徴」があり
自分たちの「マイホーム計画」の
「思い・優先順位」にマッチしているかを確認することで
「依頼先のミスマッチ」を防ぐことが出来ると思います。
長い目での安心を重視したいから「ハウスメーカー」
価格と間取のコストパフォーマンスを重視したいから「工務店」
周りが驚くようなデザイン住宅にしたいから「設計事務所」
逆に
金額が高すぎで「ハウスメーカー」は違う!
倒産するような会社は怖いから「工務店」は違う!
シンプルで安心できる家がいいから「設計事務所」は違う!
という意見がご家族によって出てくると思います。
どの建築会社業態に頼むか、
建築会社に頼むか・・・
様々な会社の特徴を比較検討し、家族会議を開く。
家族にとって大切なことは、
金額・安心・品質・性能・快適さ・設計自由度・・・
「思い・優先順位」を考えて、
後悔のない「注文住宅」を築きましょう!
おかのうえ@住宅営業
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