
管理人の「おかのうえ@住宅営業」と申します。
※管理人のプロフィールは、こちらから!
「住宅メーカー・工務店」って
世の中にたくさんありすぎて
なにが正解なのかわからない・・・
・「マイホーム」は欲しいけど何からすればいいかわからない・・・
・検討中だけどよくわからなくなってきた・・・
「家づくりの流れ」は、理解できたけど・・・
※「失敗・後悔しない注文住宅検討の流れ」に関しては、こちらをご覧ください!
「住宅メーカー・工務店」
ってたくさんありすぎて・・・
どこでどうやって建てればいいか、
わからないという方が多いと思います。
実際は、みんなどこで建築するの?
という疑問に「住宅業界の現状」を用いて解説します!
「住宅業界」を理解すれば、
「どこで建築すればいいか」などの
「自分の考え方」が整理できる!
①住宅メーカーの占める戸建棟数のシェア シェア「約25%」

テレビやCMや新聞・ラジオ・広告・住宅展示場で
一番多く目にするのは「住宅メーカー」であり、
一番なじみ深いのではないでしょうか。
「家を建てるなら住宅メーカー」
という方も少なくはないと思います。
<大手住宅メーカー(一例)>
・積水ハウス・一条工務店・セキスイハイム
・へーベルハウス・タマホーム・大和ハウス
・住友林業・ミサワホーム・パナソニックホームズ等
※住宅産業研究所の戸建着工棟数 参照
どこも耳にしたことがある
企業さんばかりですね!
知名度が高いから
「住宅メーカー」の一強・圧倒的と思いますよね?
実は、
戸建住宅のシェアの中で
「住宅メーカー」の占める割合は、一部なんです・・・
では、「市場シェア」はどうなっているのでしょうか。
ハウスメーカー:工務店・ビルダー = 26 :74
※住宅産業研究所の調査 参照
さらに
「年間施工棟数からみた会社の数」を見ると
「住宅メーカー」のように
年間100~1,000棟を手掛ける企業は市場の「2%」であり、
年間9棟までしか建てない企業が「約80%」です。
日本の住宅は、
「中小企業・工務店」に支えられている現実があります。
このように「住宅産業構造」は、
非常に珍しいことがわかります。
<携帯電話キャリア>
NTTドコモ 44% KDDI(au) 32% ソフトバンク 23%
※2019年12月末実施 携帯キャリアシェア 参照
3社による「独占市場」であることがわかります。
携帯電話も高いもので
10万円以上するものもありますが
「3社」で比較をするのであれば
比較的苦にならないですよね?
その反面、
人生最大の買い物である「家」は
無数の「住宅会社」が存在し、
選択肢が多すぎることで
判断を迷わせてしまうという産業構造が存在します。
以上の背景を知っていると
「一番優れた住宅メーカー」を探すのではなく、
「自分のコンセプト・優先順位にあった住宅メーカー」
を選択するのが素敵な家づくりの
第一歩になると思います。
②日本の戸建住宅の寿命 日本の家の寿命は「約30年」!?

皆さんは、
新築したマイホームに何年住み続けたいと思いますか?
10~15年くらい住めればいいかな~
20~30年は、住めないとな~
40~50年は、住み続けたい!
いろいろな意見があると思います。
それでは、「建物本体の寿命」を見ていきます。
<先進5カ国の住宅寿命年数>
イギリス 141年 アメリカ 103年 フランス 86年
ドイツ 49年 日本 27年
衝撃の結果です・・・
日本の「住宅寿命」は、
群を抜いて低く遅れています・・・
ものづくり大国の日本が
家づくりでは圧倒的に差をつけられている・・・
今では当たり前となった
「30年・35年ローン」を組んで建築したとしても
支払いが終わったころには
「また建替え」が待っています・・・
「建替え」まではいかないにしろ
「大規模修繕・リフォーム」は逃れられないでしょう・・・
これは「嘘」ではなく、「本当」の話なのです・・・
③ 日本人の平均寿命 人生100年時代

日本の家の寿命は短いけれど
ぐんぐん伸びているものが「平均寿命」です!
<日本の平均寿命>
・直近の約60年間で男性は約16歳、女性は約17歳伸びている。
※女性の方が「寿命・伸び率」ともに大きい。
・2060年には男性は84.19歳に、女性は90.93歳になる。
※内閣府公表の高齢社会白書「平均寿命の将来推計」
・第1回目実施調査(明治24~31年)
平均寿命は男性は42.8歳、女性は44.3歳だった。
※平成 30 年簡易生命表の概況 – 厚生労働省
日本の現状は、
家の寿命は短く、人は長生きする・・・
この背景には、
「住宅の普及」という問題が大きく関わっており
「質より量」に特化した当時の政策の弊害とも言えるでしょう。
そのために「住宅メーカー」がこぞって
「量から質」という「住宅の普及」を目指しております。
ご家族と一緒に「何年住み続けたいか」という思いを
確認してみるのも良いのかもしれません。
おかのうえ@住宅営業
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