地震関連

【学ぶ】熊本地震から学ぶ考え方(地震大国日本)

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建築家 おすし
建築家 おすし
 お疲れ様です!
「思いをデザインする。」にお越し頂き、有難うございます。
管理人の「建築家 おすし」と申します。

※管理人のプロフィールは、こちらから!

 

地震が怖いから頑丈な家が欲しい!
でもどこもうちは「地震に強い」って
誰を信じたらいいかわからない・・・

 

この記事は、こんな人におすすめ!

・地震に強い「マイホーム」を計画したい!
・地震対策がまったくわからない・・・
・どこのメーカーも「地震に強い」しか言わない・・・

 

地震対策の3つの構造は、
理解出来たけど絶対に壊れない家なんて存在するの?
※「3つの地震対策」に関しては、こちらをご覧下さい。

本記事では、
珍しい地震と言われている「熊本地震」を取り上げ
大切な考え方を解説していきます。

 

「熊本地震」から学び、
安心できる「マイホーム」を築きましょう!

 

見どころ一覧

 

・なぜ「地震大国」と呼ばれるのか。

 

最近も「緊急地震速報」の嫌な音が街中に響いていました。

なぜ日本は「地震大国」と呼ばれているのでしょうか。

「防災白書」の発表によると
世界中で起きた「マグニチュード6以上」の地震のうち
「約20%」が日本周辺で発生しています。

世界で大地震が5回起こると、1回は日本で起きているということ・・・
世界中には「196か国」も国が存在しているのに・・・

地球の表面は、「十数枚のプレート」で覆われており
日本周辺には「4つのプレート」存在しています・・・

プレートは様々な方向に向かって、
プレートとプレートとの間に圧力が常に働き
境界部が壊れることで「地震」が発生します。

これが世界有数の「地震大国」の理由です。

「地震」とは切っても切れない関係にあります・・・

 

・「熊本地震」はどんな地震?

 

4年前、記憶に新しい「熊本地震」。

「今までにない・想定外・珍しい」と言われる地震です。

「熊本地震」で話題となったのが建物の「耐震基準」の存在です。

 

 

<熊本地震の概要>

「前震」2016年4月14日 21時26分 震度7(マグニチュード6.5)
「本震」2016年4月16日  1時25分 震度7(マグニチュード7.3)

※地震発生から3ヶ月後までに、「震度1以上」の地震が「合計1888回」
 震度7:2回 震度6強:2回 震度6弱:3回 震度5強:4回 震度5弱:8回
(出典:内閣府防災情報)

<熊本県益城町中心部の調査>

耐震基準」の木造建物:702棟のうち225棟が倒壊
耐震基準」の建物  :1,042棟のうち99棟が倒壊

※第2回 熊本地震における建築物被害の原因分析を行う委員会議事より
※大手住宅メーカーの建物も数棟、倒壊しております。

 

 

上のデータからわかることは、「2つ」です。

① 震度7を超える大地震が2回発生 ⇒ 新耐震基準の定義が通用しない。

当初14日の地震が「本震」であり、「余震」に気を付けましょう!

と騒がれていた約2日後・・・

14日の地震を超える「余震」が発生しました。

後日14日が「前震」、16日が「本震」となりました。

今まで震度7以上の地震が2回くることがなかったことから
「今までにない・想定外・珍しい」地震と言われるようになりました。

ここで問題となるのが「耐震基準」の定義です。

新耐震基準は、「1回の大地震に耐えれらること」を前提にしています。

お気づきの方も多いと思います。
「熊本地震」は、震度7が「2回」も来ています。

1回目の大地震は、耐えられたものの・・・建物性能が落ちる・・・

まさかの2回目の大地震で、多くの家屋が倒壊しました。

今の建築基準法の定義は、
今後発生する地震には「役に立たない可能性」が大いにあります。

 

② 「新耐震基準」の建物の崩壊 ⇒ 耐震基準の見直しが必要。

旧耐震基準と新耐震基準の建物の倒壊を比較すると
さすがに「新耐震基準」の建物が強かったということが出来ます。

しかし、「新耐震基準」の建物の「約9.5%」が倒壊しています。

「新耐震基準」の建物なら大丈夫だという前提が通用しなくなってしまいました。

大地震が発生する度に「耐震基準」の
見直しがされるが今後どうなることか・・・

<過去の見直し>

1981年 「耐震基準」の大幅な見直し
2000年 「木造耐震基準」の見直し(1995年阪神淡路大震災)

 

・なぜ新耐震基準の建物が倒壊したか。

研究者の方々も「2000年以降の新耐震基準」
建築された建物が倒壊し、驚きを隠せなかったそうです。

 

倒壊の理由となった主な原因が・・・

・「筋交い,補強材」の接合が不十分
・「接合部の破損」
・コーナー部分の強度不足

 

新耐震基準の倒壊建物「70棟」を調査し「51棟(72.9%)」
「接合仕様」が不十分だったそうです。

「人の手による作業」が原因となっています。
「少子高齢化」で「職人さん」が不足している
日本の現状を映しているのかもしれません・・・

・安心できる考え方とは?

「口先だけの営業マンを丸々信用しない。

「最高等級3を取得できますから地震には安心ですね!」
「大手住宅メーカーで制震材を採用しているので大丈夫です!」
といった言葉を丸々信じてはいけません。

「実際の施工現場や職人を自分の目で見る。

最後は自分の目で見て、確かめましょう。
自分の目で見て決断することで「満足度」も高まり、
後悔しないマイホーム建築には重要項目です!

 

これからも「大地震」をきっかけに「現行の耐震基準」が見直しされ、
将来的により安全な建物が増えることだろうと思います。

しかし、既に建築された建物の「耐震補強」等も率先して行っていかなければ、
また多くの犠牲者を出してしまうことでしょう。

何が起こるかわからない自然災害です。
先入観を一度取り除いて、自分の家は大丈夫か?を
調査してみることをおすすめします。

本当の「安全・安心」とはなにか。
ご家族でお話される場面を設けてみてはいかがでしょうか。

建築家 おすし。

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